こんにちは、中村です!
先日、生徒さんの区民大会を応援のため、行ってきました。
応援に行ったのは男子シングルス!
ベテランの部と一般の部で分かれていて、一般の部は高校生から50歳くらいと幅広い年齢の選手たちが対戦をしていました。
年齢に関係なく、プレイスタイルは人それぞれでラケットをしっかりと振り切ってプレイをする所謂、「王道のテニス」をする人がいたり、ボールのスピードを抑えて球種とプレースメント重視で試合を進める人がいたりと、それぞれの思うプレイスタイルで勝負をしているので見応えのある試合も多くありました。
かれこれ20年以上前ですが、私がまだ現役としてトーナメントに出ていた時はインカレや全日本選手権に出場した選手は10年間は出場できないなどのルールがありました。
今はそのようなルールはないらしく、実業団で頑張っていた人やインカレに出ていた20代の選手が試合感覚を確かめるために出場するなど、一気に大会のレベルが上がった気がします。
とまあ、区民大会を見て思ったことはここまでにしておいて!
そんな大会を見ていく中で気になった点があったので記事にしていきたいと思います。
逆クロスから飛んで来るボールには打点がズレやすい!
回り込みフォアハンドを打ちにいく時には皆さんどんなところに注意を払っているでしょうか?
私の生徒さんの中で左利きの選手がいるのですが、試合の中で気になった事が今回の主題になります。
シチュエーションとしては
- 生徒さん:フォアサイドからワイドに強いサーブを打った
- 相手:そのサーブに相手は詰まって強打とは言えないレシーブに
- 生徒さん:サードボールを回り込みフォアハンドをオープンコートに打つ
- 生徒さん:オープンコートに打ったらそのボールがオーバーアウトしてしまう!
このような状況で気をつけたいことを書いてみたいと思います。
しっかりとボールの横に入っているか?
周り込みフォアハンドに限らず、全てのショットにおいてボールの横にしっかりと近づいているかが力を伝えるために大切なことになります。
少しでも早くボールの横に入いるとボールを打つタイミングに余裕ができます。
相手にとってはどちらのコースに打つのか迷いが生じやすく、ボールの横にしっかりと入ることができるだけで優位に立てます。
しっかりとボールの横に入る習慣を身につけたいですね。
ボールに入り方としては
後ろ足を置く→前足を踏み出す→ヒット!
この順番でボールに対して近づいていきます。
チャンスだからと言ってスプリットステップの次の動作で両足を一緒についてしまうと体重移動が終わってしまい、ボールにスムーズに力が伝わらずに吹かしてしまうミスが生じてしまいます。
せっかくオープンコートを作ってもこれでは勿体無いことですよね。
自分の方へ飛んでくるボールに距離は保てているか?
最初の画像からイメージを膨らまして欲しいのですが、このシチュエーションだと相手が打ったボールは自分に向かって飛んで来ることになります。
ここで気をつけたいのは飛んで来るボールに適正な距離を保てているかになります。
繰り返しになりますが、このシチュエーションでは相手のボールは自分の手元に近寄ってくるので自分としてはそのまま待っていたら良いと思いがちです。
確かにボールは寄って来てくれます。。。
しかし、ボールは自分の都合の良いところまで近づいてくれるわけではないので自分が避けて距離の調整をする必要があるのを忘れないようにしましょう!
もちろん、最適な打点の距離を覚えておいてくださいね。
ストレートに打つ時にアウトしやすい理由!
チャンスボールをストレートに打つ時にミスが多い人はコートについて考えてみましょう!
コートに立つと気が付きにくいのですが、俯瞰的にコートを見てみると正四角形ではなくコートは長方形になっています。
ここから考えたいのはクロスまたは逆クロスに打っているテンション(気持ち)でストレートに打ってしまうとその分だけボールはオーバーしてしまうという事です。
その事を考慮に入れるとストレートに打つときには
- 高さを変えて打つ
- スピン量を多くして打つ
などの工夫が必要になります。
ストレートに打つときには縦のスイングがおすすめ!
回り込みフォアハンドをストレートに展開するときに気をつけたいのはオーバーのアウト! オーバーすることを考慮して縦のスイングで打つことも有効です!
通常は前へスイングをしますが距離を意識して縦にスイングをしてしっかりと回転をかけてボールをコートに納めたいですね。
前へのスイングと縦のスイングをした時の動画です、ご参考までに!
ここまでお読みいただきありがとうございます!
もし私だったらどんなアドバイスをされるのかな?
記事を読んでそう思ったら一度私のレッスンを受けてみませんか?
記事と同じ悩みでもその悩みの前の根本的な原因を取り除かない限り一旦、悩みが解決してもまた同じような悩みが顔を出してきます。
また、記事を読んであれこれと想像を含ませながら自力で修正を試みても間違った方向へ進んでいるかも知れません。
原因を取り除かない、間違った方法で邁進してしまうと、正しいレベルアップへの道のりからどんどんと遠ざかってしまいますね。
それは是非とも避けたいですね。
「確かにそうかも!」と思った方は下記のリンクからお気軽にご相談ください!
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今回は回り込みフォアハンドの打点の距離について記事にしました。
区民大会も様々な経歴の選手が出場して、レベルが上がっている分、見ていると面白い試合があります。
その分、選手にとってはタフな試合を勝ち切るためにミスを減らす努力や工夫をすることが必要になってきますよね。
回り込みフォアハンドをストレートに打つ時に気をつけたいこと
- ボールと自分との距離は適正か?
- ボールの横にしっかりと入れているか?
- コートの大きさを理解しているか?
- 縦のスイングをマスターしてミスを減らそう!


