【なぜ？】トスが安定しない！ボールを上げるときの4つのコツ!!

こんにちは、中村です。 今回は普段のレッスンで皆さんが躓いていると思われるサーブのトスについて書いてみたいと思います。

上級やトーナメントレベルでもサーブに悩みを抱える選手がいます。

打つ前にトロフィーポジションが崩れてしまったり、何度もやり直しをしたりと苦戦している人が目につきます。

生徒さんに聞いてみるとサーブが上手くいっていないのはトスに原因があることに気がついていないと感じることがあります。

今回は、様々なレベルの選手を指導してきた私がトスで悩むプレーヤーの気になる点を4つ上げてみたいと思います。

手のひらを上にしてボールを持つ！

トスの上げ方は様々あり、どれが正解か悩んでいる方も多いのではないでしょうか？

私がアドバイスをしているのは「手のひらを上に向けてトスを上げる」です。

手のひらを横にしてトスを上げる人もいますね。

元気なうちは良いのですが、ゲームの後半になって疲れてくるとボールが左側(左利きの場合は右側)の方へ傾いてしまったり、ボールを持っている腕がしっかりと上がりきらずにトスを上げて、前肩が落ちてしまう原因にもなるのであまりお勧めはしません。

また、ボールは手のひらの中心には置かずに人差し指、中指、薬指の各指の下の膨らみ「指丘」にボールを置いて指のサポートして上げるとコントロールがよくトスがあげられます。

ぜひ一度、試してみてください！

頭より上でボールを放す！

頭の上でトスを上げることをしっかりと意識をしましょう！

レシーブから強打してくる相手やポイントをリードされているとつい、クイック気味にリズムを変えて打ちたくなる選手がいます。

焦って顔の前で放すとボールは前に行ってしまい、やり直しが出来ずにそのボールを追いかけて打ちにいってしまいます。

その結果はトロフィーポジションが崩れたり、”望まないクイックサーブ“になってし

まいます。

またダウンスイングの最中にボールを捉えることになり、ネットの確率も増えてきます。

どんな状況でもモーションを始める前には一旦頭を整理してからトスを上げるようにしたいですね。

手首の角度を変える！

ボールを安定して上げたいと考えた場合、手のひらを地面と平行にしてボールを放す必要があります。

そのためには手首を折って(手首の角度を変える)ボールを上げるようにしましょう。

もし、手首を折らないでトスを上げるとボールは頭を飛び越えて後方へ飛んでいってしまいます。

これでは質の高いサーブは望めませんね！

また、トスを上げるスピードは速めないことが大切です。

トスを上げる動作を速くすると手首に余計な力が入ってしまいボールのコントロールが難しくなってしまいます。

動画の方がイメージがわかりやすいと思い作成しました！

ボールを上げるために膝を曲げない！

こちらは中級レベルの人までに見られます。

とやる気満々でベースラインに立ち、いざモーションに入ったのは良いけどインパクトのタイミングとジャンプのタイミングが合わずにサーブがネットしてしまう。 原因の一つと考えられるのはトスを上げる前にそれまで膝を曲げて力を溜めていたのをトスを上げるために使ってしまうケースです。

これでは肝心なボールを打つ時には膝が伸び上がってしまい、せっかく溜めた力が打つ前にはなくなってしまいので勿体無いですよね。

膝を曲げるのは質の高いサーブを打つためであって、トスを上げるために膝を曲げるわけではないので目的を間違えないようにしましょう。

ポジションについてからサーブのモーションに入るまではリラックスした状態で膝を曲げましょう！

ここまでお読みいただきありがとうございます！

記事を読んでそう思ったら一度私のレッスンを受けてみませんか？

記事と同じ悩みでもその悩みの前の根本的な原因を取り除かない限り一旦、悩みが解決してもまた同じような悩みが顔を出してきます。

また、記事を読んであれこれと想像を含ませながら自力で修正を試みても間違った方向へ進んでいるかも知れません。

原因を取り除かない、間違った方法で邁進してしまうと、正しいレベルアップへの道のりからどんどんと遠ざかってしまいますね。

それは是非とも避けたいですね。

「確かにそうかも！」と思った方は下記のリンクからお気軽にご相談ください！

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