こんにちは、中村です。
生徒さんとの会話の中でプライベートレッスンについて質問を受けます。
すでにご自身でグループレッスンとは別にコーチについている方はプライベートレッスンのメリットについてよく知っていると思います。
しかし、テニススクールでレッスンを受けているほとんどの方はグループという形でレッスンを受けていると思います。
プライベートレッスンについての捉え方
プライベートレッスンはコーチとプレーヤーが1対1もしくは、2人(ダブルスの場合は4人まで)で受ける形式です。
プライベートレッスンというと「1人以上で受けたらそれはグループレッスンに分類される」と定義を考えるコーチもいらっしゃると思います。
しかし、コーチが打ちながらレッスンを進めるレッスンとは違い、試合をしている所をコーチが見てその場でアドバイスをするレッスンのスタイルもあると思います。
と私自身は考えていますので、この記事ではそのようにご理解してお読みください。
では、プライベートレッスンのメリットについて考えてみたいと思います。
一つのテーマや練習にじっくりと取り組める
プライベートレッスンではあなたが取り組みたいテーマをコーチと相談して時間配分を気にすることなく取り組むことができます。
グループレッスンでは習得が出来なかった技術練習を完成に向けて補習的に取り組むこともできますし、そのテーマについて別の切り口から取り組むことができます。
この時に意識して欲しいのが「こんな感じで取り組みたい」とリクエストするとコーチもあなたが今は何を考えているのかを知ることができ、あなたを深く理解することができます。
自分の聞きたいアドバイスを深く聞くことができる
グループレッスンではコーチは参加してくれている全員にこれから取り組む練習設定やアドバイスをしてから練習に入ります。
その際にコーチが伝えるのは参加者全員用のアドバイスなのであなたがもう少し深く聞いてみたいアドバイスを得られないでレッスンが終わってしまうこともあると思います。
プライベートレッスンではあなたが納得できるまでアドバイスを聞くことができます。
自分の教わりたいコーチのレッスンを受けることができる
例えば、ボレーの技術を向上させたいとあなたが思っていたとしましょう。
あなたが通っているスクールの中でボレーがとても上手に説明するコーチがいたら思い切ってそのコーチのプライベートレッスンを受けてみましょう。
上手に説明できるコーチはそのことについて深く理解している証拠でもあります。
他のコーチともコミュニーケーションをとってみましょう。
たまにはレッスンを受けたことのないコーチとも空いてる時間に会話をしてみましょう。
そのコーチがどんな指導をするのか、指導する時に何を大切にしているか、を知るとあなたの考えにあっていることもあります。
担当してくれているコーチのアドバイスとは違った視点からの指導を受けて気づきを得ることがあるかも知れません。
ただし、あまりに色々なコーチに教わり過ぎると判断に迷ったり混乱すると困るのでメインに教わりたいコーチともう一人くらいにしておきたいですね。
同じ目的を持った仲間とレッスンに取り組める
多くのテニススクールのグループレッスンでは同じ目的で参加しているとは限りません。
スクールによってはシングルスクラスやトーナメントに出ている人を対象としたクラスを設定していますが、あまり多くは設定されていないと思います。
例えば、あなたがダブルスの試合にエントリーしていているとします。
その試合のためにパートナーとの練習をしっかりとしたい時はプライベートレッスンでしっかりと練習をしたいですね。
そんな時には同じ目的を持つ人と集中できるプライベートレッスンを受けてみましょう。
グループレッスンとプライベートレッスンを上手に織り交ぜてレベルアップを加速させたいですね。
あなたが大事な試合があってパートナーとのペア練習を集中的に取り組みたい
現在、スクールで取り組んでいる技術をしっかりとマスターしたい
また普段とは違った視点からのアドバイスを受けてみたい
より深くアドバイスをもらいたい
などが当てはまったらプライベートレッスンを受けてみましょう。