こんにちは、中村です。
今回はジュニアラケットについて書いてみたいと思います。
ジュニアラケットは17〜26インチまでのラケットについてになります。
あなたは適正な長さのラケットを持っていますか?
成長にあった長さのラケットを準備したいですね。
親御さんからすればお子様の成長に合わせてラケットを変えていくのは、その都度に買い替えをしなければならずに何かとエネルギーが必要となります。
「まだ使えるから良いんじゃないか」と思われる方もいると思います。
そう思う気持ちも分からなくはありません。
しかし、成長期の選手たちは体が大きくなるのも速く、今まで使ってきたラケットのサイズだとレベルアップのスピードが遅くなってしまうことも考えられます。
また、レベルアップのスピードが上がればお子様のテニスに対するモチベーションも上がってくるものです。
ラケットの寿命というよりは体の成長に合わせてラケットを変えていきたいですね。
大人のラケット選びはこちら
短すぎるラケットを使っていたら
このケースはグリーンボールのクラスからイエローボールのクラスに昇格した選手に見られました。
私が以前、見たことがあるのは25インチのラケットを使ってイエローボールのレッスンを受けていました。
その選手は小学校高学年の男子で、しっかりとラケットを振れる体格でした。
相手のボールにも力負けをしてしまう
イエローボールのクラスに昇格した場合は体が大きくなると一緒にレッスンを受ける選手たちも力強いボールを打つと思います。
短いラケットを使っていたら相手の打ってくるボールに力負けをして、思うようなボールを打ち返すことが難しくなります。
体格に合っていない短いラケットを使っていた場合には選手自身のスイングにラケットがついてこれずにしなり過ぎてしまいます。
そうなるとラケットがボールの威力をしっかりと捉えることができず、勢いに負けてしまい面のブレが発生してしまいミスに繋がってしまいます。
その選手と話をして27インチのラケットに変えたら相手のボールに対しても打ち負けることがなくなりました。
長すぎるラケットを使っていたら
逆に成長の早い女の子は皆さんが思っているよりも肩の力が発達していないケースがあり、長いラケットを使うとサーブが苦手になってしまいます。
長いラケット=重いラケットになってしまう
なぜかというとラケットをしっかりと持ち上げることができなくなり、ラケット面が上を向いたままボールをヒットすることになります。
もちろん、重すぎるので下にスイングをすることになってしまい「持ち上げるスイング」の感覚を得ることができません。
フォワーハンドでも
長すぎるラケットを使っているとそれだけでも重いのでスイングすることができず、ただボールに合わせるだけになります。
それによる弊害はラケットをしっかり振ることができなくなってしまい、この状態が続くと自分からラケットを振ることができなくなってしまいます。
体格とラケットについて分かりやすく書かれています。
成長に合わせたラケットを使うことでレベルアップの速度を落とさないようにしたいですね。
長すぎるラケットを使っていると
重いと感じてしまいラケットを持ち上げることが遅くなりサーブやスマッシュなどが難しく感じてしまう。
短すぎるラケットを使っていると
相手の勢いある返球にラケット自体が力負けをして面のブレが発生してコントロールがしにくくなる。
お子様の成長に合わせてラケットを買い換えると早い段階で変えるため何かとエネルギーを必要とします。
お子様がテニスを長く続けるためにストレスを抱えないようにしてあげてください