こんにちは、中村です。
今回はテニスコートの各ラインの名前を紹介したいと思います。
初心者の皆さんの中にはレッスンで出てくる専門用語に対して「本当は聞きたいんだけど恥ずかしくて聞けない」なんてことがあるんではないでしょうか?
テニスコートのラインの名前がわかっていたら「恥ずかしくて聞けない」が減るかも知れませんね。
名称を覚えておくことでレッスンがスムーズに広がる
コートには線があり線に囲まれたエリアにも名前があったりします。
その名前(専門用語)を覚えておけばレッスンの時にコーチが言っている事の理解度が進みます。
これからレッスンに参加する人はコートの名称を覚えておきたいですね。
0 コートの大きさ
まずはコートの大きさを覚えておきましょう。
コートの全長は27.33メートル(黄色線)
シングルスコートの幅は8.23m(オレンジ色)
ダブルスコートの幅は10.97m(水色)
となっています。
数値は「ヤード」から換算されている
と感じた人もいると思いますがこの数値はヤードからメートルに換算された数値になります。
コートの全長は26ヤード
シングルスコートの幅は9ヤード
ダブルスコートの幅は12ヤード
となり、すっきりとした数値となります。
1 ベースライン(Base line)
フットフォールトにも気をつけよう
また、サーブを打つ時にはこのベースラインより後ろから打ちます。
このラインを跨いで打ったり、踏みながらサーブを打つと「フットフォールト」となり、サーブがサービスボック内に入っても無効になってしまいます。
サービス練習に熱中してしまいついついベースラインを踏んで練習に取り組んでいる人も見かけます。
しかしせっかくサーブに自信がついてもフットフォールトをしていると実際には無効になってしまいます。
普段の練習から気をつけておきましょう。
レシーブの時はラインを踏んでも良い?
最初はこんな風に考える人もいると思います。
もちろんベースラインより前に立ったり、踏んでレシーブを構えても問題ありません。
相手のサーブが強くなく、ベースラインまで飛んでこないと判断したら遠慮なくベースラインの前に立ちレシーブをする様にしましょう。
2 サービスライン(Service line)
ベースラインと同様に「これ以上後ろにサーブを打つとフォールトになりますよ。」という境界線になるのがこのサービスラインです。
逆の見方をするとこの線までにサーブを納めると良いのです。
初心者の時には相手のサーブに勢いがなく短く入るケースが多々あります。
だからと言ってサービスラインの上に立つのはあまりオススメできません。
なぜかというとボールがバウンドするのであまりに前へ立ってしまうと振り遅れが発生してしまいます。
レシーブをする時には相手のサーブの勢いとバウンドを想定してから立ち位置を決めるようにしましょう。
縦のラインはセンターライン
この線はサーブが横(内側)にずれた時のフォールトの境界線となります。
サーブが外側にずれた時にはシングルスサイドラインより外側が境界線となります。
3 サービスボックス(Service box)
ゲームをスタートするためには最初にサーブをこのサービスボックス(枠)に入れる必要があります。
これはサーブをどこにでも打って構わないとなるとゲームが成立しなくってしまわないための制限になります。
4 センターマーク(Center mark)
サーブはクロスのサービスボックスに入れることがルールですね。
そのクロスに打つ時にはどの位まで中央に寄れるのかを示しているのがセンターマークとなります。
実線が引いていないといってもセンターマークの真後ろからサーブを打つのはラインを踏んで打つのと同じ意味があるのでサーブが入っても無効になってしまいます。
5 サイドライン(Side line)
アウトのジャッジはオーバー(ベースライン)を超えるアウトの他にサイドアウトがあります。
シングルスの場合には内側のサイドライン、ダブルスの場合には外側のサイドラインがそれぞれに適用されます。
区別をする言い方としてはシングルスサイドライン、ダブルスサイドラインとなります。
オンラインのジャッジについて
ライン(線)ではありませんがテニスにはオンラインという言葉あります。
このオンラインとは相手の打ったボールが線上に乗ることを言います。
プロの試合でボールがバウンドした跡を映像で確認しているシーンを見たことがあると思います。
どれ位ボールがラインに乗っているかと言われるとほんの少しでも乗っているとそれは有効の「イン」と判定されます。
プロの試合では最終的にはコンピューターで判断してくれますが、初心者の皆さんの多くは自分たちで判断するセルフジャッジで試合を進めます。
相手の打ってきたボールに対して最後までボールのバウンドを見てからアウト、インのジャッジをしたいですね。
テニスコートの大きさと各ラインの名前を覚えてレッスンではコーチの指示や、試合ではパートナーのリクエストにすぐに行動できるようにしたいですね。