今日のレッスン

【テニス】その日の練習をより効率アップさせるショートラリーのコツ!

こんにちは、中村です。

今回はショートラリーの取り組みかたについて考えてみたいと思います。

あなたはショートラリーはどの様に取り組んでいますか?

ショートラリーは練習を本格的に始める前のウォーミングアップとして行なっていると思います。

意識を変えることでその日の練習でプラスに働くことが多いと思うので一緒に考えてみましょう。

 

目的を持ってショートラリーをすること。

多くのスクールや選手たちがコートに入った時にウォーミングアップとしてショートテニスをし始めると思います。

ここで気をつけたいのはショートラリーの時に何を考えて行なっているかだと思います。

「コーチに言われたから」とか「ショートラリーがアップの定番だから」などの「言われたから」の受動的な発想ではショートテニスをする時間が勿体無いですよね。

私たちコーチはあなたの頭の中を見ることはできません。

そのため、コーチは選手の皆さんとコミュニケーションを取りたいのです。

どんな思考のクセがあるのかをコーチは知りたいのです。

 

最初から試合を意識して練習に取り組む

 練習は何のためにするのでしょうか?

この質問はあまり余計な考えは捨て、シンプルに考えてみてください。

 試合で勝つことですよね。

選手の皆さんは試合で勝つことや、次のステージで活躍をしたいと思い厳しい練習を積んでいるのだと思います。

「はい、私は勝つために練習をしていますがショートテニスはそのモチベーションを高めるためのものです。」

と言ってしまうのはとても時間の勿体無い使い方だと思います。

コートでのボールを使ってのウォーミングアップの前段階で動的ストレッチをしたり自体重での筋トレなどをして意識を高めてからコートに入った方が時間のロスは減りますよね。

それが例えばショートテニスから意識しだしたとして、それに一日10分のロスを費やすことになったとしたら(毎日練習したら)

  1. 1週間では60分のロス
  2. 一月では240分のロス
  3. 一年では2,880分のロス。。。

と考えると他人事ではないですよね。

それを踏まえたら、どんな練習の入り方が良いのかは見えてくると思います。

あなたはどちらを選びますか?

皆んながやっているからという受動的なショートラリーからスタートしますか?

それとも「よ〜し、やるぞ〜」と自分に期待して練習に取り組む能動的なショートラリーから取り組むのが良いでしょうか?

ボールにフォーカスする

もちろん、コンディションが毎日とても良いとは限りません。

疲れが溜まって体が重い日もあれば、トレーニングやストレッチをしてしっかり体が動く日もあると思います。

「何か、今日はいつもとボールの感覚が違うな」と思った時はショートラリーの時からフォーカスする点をより小さいところに設定をしましょう。

私が実践しているのはボールにフォーカスすること。

もっと言うとボールの真ん中を見ながらボールを打つようにします。

いつもと同じ練習の入り方ができていないと思ったら

集中の対象をボールにしましょう。

どんな回転をして飛んでくるのか?

どんな跳ね方をするのか?

などを意識すると次第にあれこれ考えなくなり、気が付けば目標をしっかり意識できる状態になります。

自分たちでルールを作って主体的に取り組む

自分たちでルールを作ることによって、いつもより細かいフットワークができたり頭を使ってボールのスピードを抑えたりと、何かを変えて気づきを獲得して練習をより主体的に取り組む様にしましょう。

例えば

  1. あなたはフォワーハンドのみ、相手は自由(フォワー、バック)に打てる。
  2. あなたは自由(フォワー、バック)に打てる、相手はバックハンドのみで行う
  3. お互いにフォワーハンド(バックハンド)のみで行う
  4. 2球同時に打ち始める

3人いれば

  1. あなたとそのパートナーは1打交代をする相手はフォワーハンドのみ

この様にアイディアを膨らませていけばよりレベルの高いショートテニスになります。

私も現役の時にもう少しショートテニスやアップの時間を有意義に使えたらもっと質の高いプレーをできたかも、と思うことがあります。

皆さんは志を持ってテニスをしていると思います。

できるだけ無駄な時間を省いてくださいね。

まとめると。。。

いつも決まったやり方だと気持ちも上がらずに「何となく練習してる」ということになってしまいがちです。

マンネリズムを回避するためにはアイディアを出し合いながら刺激を持って馴れ合いの練習にならない様にして練習の密度を高めて行きましょう。

マンネリズムとは

マンネリズム【mannerism】
手法が型にはまり、独創性や新鮮味がないこと。マンネリ。マナリズム。「マンネリズムを脱する」

 goo 国語辞書より

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0/

マンネリズムの意味

 

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