こんにちは、中村です。
とうとう8月に入り暑さも本格的になってきましたね。
私は寒いより暑い方が好きなので汗がだらだら出てくる以外はそんなに問題はないのですが、やはり熱中症には気をつけたいですね。
今年はそれに加えてマスクをつけることになりますので、ますます熱中症に対しての予防や対策が必要になっていると思います。
今回は実際にあったエピソードから疎かにしがちな気をつけるべき事を再確認してみたいと思います。
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男子高校生の失敗。。。
高校生で男子となると、自分の体のことを気にかけない年頃なんでしょうか。
小学生の時からテニスを始めた選手の場合は体力も充実して選手としてのキャリアもついてくるので隙が生まれてくるんでしょうね。
かれこれもう15年以上前になる話ですが、私の中でインパクトがあったエピソードなのでしっかり覚えていました。
その時に指導していた男子高校生が熱中症が原因で試合を棄権した事がありました。
もちろん、夏の大会で8月の残暑の厳しい時期でした。
私はレッスンがあったので試合を直接見たわけではなかったので、その次の日に本人から聞いた話になりましたが。。。
その選手は1stセットはサービスキープ合戦で1ブレークで先取したそうです。
その後の2ndセットの途中から足が攣りだして、3ゲーム目のチェンジコートの時にベンチから立てなくなったそうです。
急いで病院に運ばれて点滴をうってもらい回復して大事には至らないで済みました。
病院で落ち着いた時にお医者さんと熱中症の原因は何かを話をしたそうですけど、試合中に100%のオレンジジュースだけを飲んでいたことが原因と至ったそうです。
もちろんお医者さんからきっちりとお叱りを受けたと話を受けました。
そして、私にその様な報告をしたので2回目のお叱りを受けたのは言うまでもありませんよね。
ここから学ぶことは飲み物はしっかり選ぶこと
真夏日の連続記録が毎年当たり前のように更新されていき、だんだん夏の試合環境は過酷になってきましたね。
普段の練習で体を鍛えているから、と過信して飲み物の準備を疎かにする選手もいます。
しかし、普段の練習は学校が終わってからの夕方が多いと思います。
試合は太陽が一番高い位置にある昼間という時間差があるのを考えてみると、やはり水分や栄養についてしっかり考えたいですね。
またこの選手は汗っかきでした、自分の体質も考えて飲む量も把握しておく必要がありますね。
汗っかきの選手でしたらバナナやウイダーゼリーなども準備をしておくこともオススメです。
ちなみに私はあまり冷た過ぎない水にクエン酸のパウダーを入れて飲んでいます。
日本スポーツ栄養協会のホームページよりクエン酸についての記述がありました。
https://sndj-web.jp/news/000430.php
私たちがジュニアの時には真夏日がここまで連続していませんでした。
気候が変動しているのをこんなところから実感しますが、選手たちは水分の摂り方や栄養補給のしかたも学んでおく必要があると思います。
日本スポーツ協会に「スポーツ活動中の熱中症ガイドブック」が紹介されています。
https://www.japan-sports.or.jp/publish/tabid776.html#guide01
自分にあった糖分を覚えておく
自分の体質を覚えておく
人任せにしないで、自分で準備をする