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【テニス】ガットを張る時に考えてみたい3つのこと

 

こんにちは、中村です。

今回はガットの種類について考えてみたいと思います。

皆さんはガットの張り替えのタイミングはいつでしょうか?

ボールの飛びに新鮮さや切れ味がなくなった。

見るからにガットの色に疲れが見える(日焼けしていたり、打った後にヨレている)

と感じられたら「切れる前」でも張り替える一つの目安になると思います。

ガット(ストリング)については使う選手の状況(レベル、頻度、年齢、体格など)によって変えていくのが良いと思います。

例えば、小学生の時に使っていたものと、高校生になって同じガットを使ったらバチバチとガットを切ってしまいプレーの時の不安要素になってしまいますよね

ガットには一つの商品でも色々な設定がありますので今回の記事はいざガットを選ぶ時の目安になればと思います。

 

素材を確認すること

素材は大きく分けてナイロンガット、ポリエステルガット、ナチュラルガットに分かれます。

ナイロンガット

マルチフィラメントとモノフィラメントに分かれます。

モノフィラメントは一本の太い芯になっています。

マルチフィラメントより硬めの打感でボールをがっちり受け止めてくれる分、スピンがかかりやすいです。

マルチフィラメントは軸になる一本の芯の周りに細かい繊維が束になって巻きついています。

そのためモノフィラメントより打感は柔らかく肘などに優しいガットとなっています。使い込んでいくとガットに解れが見えてきたら、そろそろ張り替えのサインとなります。

週1回のレッスンだけの方や肘や肩に不安のあるあなたにはナイロンガットをオススメします。

ポリエステルガット

ナイロンガットより強度があり、ボールをしっかりと捕まえてくれます。

その分スピンがかかるのでしっかりとスィングできる選手にオススメです。

言い方を変えるとスピンをあまりかけない方の場合はポリエステルガットではなくても良いかと思います。

硬い素材なので耐久力もあり、なかなか切れません。

切れない分お得感があります。

しかし、ガット自体は伸びてしまうのでボールの飛びは落ちていきます。

切れないからと言って半年も張っていないでボールの飛びが悪くなったと思ったらコーチに相談してみてください。

柔らかいポリエステルガットを試したいならこのガットをオススメします。

ナチュラルガット

牛の腸を使って作られているのがナチュラルガットになります。

ウッドラケットが主流の時には羊の腸で作られていましたがわかったんですね。

打感も柔らかく、反発力も抜群です。

私の感覚だと勝手にボールを飛ばしてくれるイメージです。お値段は他のガットより高いですが一度使ったらもう戻せません。

それ位、素晴らしいガットです

ちなみに私はナチュラルを横にポリエステルガットと縦に張っています。

テンションは45ポンドです。

ナチュラルストリングの入門です。

ゲージを確認する

ゲージはガットの太さになります。

市販されているガットは概ね1.18〜1.35mmまでの太さがあります。

こちらもパンフレットやパッケージにも書いてありますのでご自身で確認できます。

細いガットの方が反発力が高まり、太いガットの方が耐久性が高まります。

もちろん細くなれば反発力は高まるけど切れやすくなります。

経済面を考える場合は太め、そこを考えなくても飛びのよさを追求したいなら細いゲージを選んでも良いかと思います。

テンションを決める

テンションは日本でガットを張るときの単位は「ポンド」となります。

ラケットやパンフレットに「適正テンション」が書かれているので、この数値の範囲内でガットを張るのがお勧めです。

なぜかと言うと、適正テンションとはメーカーが「この範囲だったらこのラケットの性能を十分に引き出せますよ」という指針です。

高い数値(一般的には55〜60ポンドが「高い」と言われています。)で張るとガットは固く張り上がります。その分ボールは飛ばなくなります。

ラケットをブンブン振れる男性や上級者の方は硬く張っても良いかと思います。

一方、低い数値(こちらは40〜47ポンド位が「柔らかい」と言われています。)で張るとボールはガットに接着している時間が長いのでガットの性能でボールを飛ばすことになります。

非力な女性や初心者の方にオススメです。

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テンションの決め方ですが、あなたが得意とするショットが気持ちよく打てるテンションを探しましょう。

いかがでしょうか?

国内、海外のメーカーがたくさんあります。あなたの好きなメーカーがある場合はそのメーカーを軸にコーチやストリンガーに相談してみてください。

 

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