初心者が楽しむための基礎知識

【テニス】バックハンドのグリップの握り方から正しい打ち方を覚えよう!

こんにちは、中村です。

前回はフォワーハンドについて解説をしました。

今回はバックハンドについて触れてみたいと思います。

初心クラスの生徒さん
初心クラスの生徒さん
どうしても慌てて打ってしまう。。。

バックハンドはボールが飛んで来るまで待てずに慌てて打ってしまう人を初心者クラスではよく見かけます。

それはフォワーハンドより苦手意識を持っているからだと思います。

しかしバックハンドは正しいグリップと打ち方を覚えれば両手で打てる分フォワーハンドより強いボールを打てる様にもなります。

一緒に考えてみましょう。

あなたはバックハンドを綺麗に打てていますか?

 

体の動き方を学ぶことによって綺麗なバックハンドになる

全てのショットにも該当すると思いますが、間違った体の動かし方を覚えてしまうと怪我や「このショットが入らない!!」と壁にぶつかることがあると思います。

間違った動かし方を覚えて、体に定着してしまうとそれがクセになってしまいます。

そうなるとクセを取り除く作業がレベルアップの遠回りになってしまいます。

できるだけ遠回りは避けたいですよね。

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グリップを確認しよう

グリップ

まずはグリップの握り方を確認しましょう、写真のようにグリップに番号を振ります。

握るポイントは赤丸の部分

手のひら

右利きの人は右手の人差し指の下にある土手(膨らみ)と小指の下にある土手を1番と2番の面におき、残りの指はグリップを包み込む様に握ります。(左利きの人は左手を7番と8番の面になります。)

非利き手は7番と8番の面におきます。

過程としてはフォワーハンドと同様にテイクバック、ラケットダウン、インパクト、フォロースルーと大きく分けて解説していきます。

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テイクバック

バックハンド テイクバック

バックハンドのテイクバックもフォワーハンド同様にシンプルにしていきましょう。

最初にボールが飛んできて体を横に向ける作業を行います。

この時には後ろ足からボールに近づき、横を向きながら前足を踏み込んでボールを迎え入れましょう。

この時にラケットを引く動作もセットで行ってしまいましょう。

ラケットを引くといっても大げさに引く必要はありません。

体の中心(おへそ)から拳2つ分後ろまでラケットを引けば十分に力を入れて打つことができます。

前足を踏み込む動作で気をつけたいのは踏み込みを行うと前足は膝を曲げるので一時的に姿勢が前に傾きます。

このままだと下にスイングをしてしまうので踏み込む動作と共に後ろ足も曲げて良い姿勢を保つようにしましょう。

また、テイクバックの段階でボールを捉えるラケット面を下に伏せ過ぎてしまうと前肩が下がってしまい、良い姿勢で打つことができません。

テイクバックの際にはラケット面はネットに対して平行にセットしておいても問題ありません。

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ラケットダウン

バックハンド ラケットダウン

こちらもフォワーハンド同様にラケットヘッドだけ引くのではなくラケット全体をボールの下にセットしてボールを飛んでくるのを待ちます。

この段階で気をつけたいのはボールと打点の距離感を覚えることです。

背中が丸まった姿勢になったり、腰を折ったりしないで済むボールと体の距離間を覚えておきたいですね。

 

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インパクト

バックハンド インパクト

打点になります。

打点はボディバランス(姿勢)が崩れない様にしたいので前足の横でボールを捉えるようにしましょう

また、打点の高さについてですが、最初は腰からおヘソの高さで捉えるようにしたいですね。

その際にはしっかりと打点を見てボールを捉えるようにしましょう。

また、フォワーハンドと同様にインパクトではラケット面はネットに対して真っすぐ前を向けている状態にしておきたいですね。

利き手と非利き手はそれぞれ役割が違う

利き手と非利き手はそれぞれ違う目的でスイングをします。

利き手はスピンをかけて安定させる役割を担うため、下から上へスイングすることに意識をおきます。

非利き手はボールに打ち負けないため、後ろから前へスイングすることに意識をおきます。

「下から上」と「後ろから前」それぞれ違う役割ですが、この二つの要素をマッチさせることがバックハンドの質を高める作業になります。

うまくマッチさせられないと肩に力が入りやすくなってしまいますが、力まずに取り組みましょう。

 

フォロースルー

バックハンド フィニッシュ

最後はフォロースルーです。

体重移動としては後ろ足はかかとを上げて終わります。

かかとを上げる理由としては地面を蹴ってボールに勢いをつけるためです、この地面を蹴って発生する反発の力を利用したいですね。

今までコーチに言われたから、漠然とかかとを上げていた人は少し地面を蹴ることを意識して取り組んでみてください。

ここを意識するだけでボールの飛びの変化が見違えますよ。

初心者から次のレベルに上がると、より大きな体重移動や反発が必要になってきます。

少しずつ体重移動の感覚を掴んでいきましょう。

利き手の肘は肩のラインまで上げよう

バックハンド フィニッシュ

フォロースルーでは利き手の肘(右利きの人は右肘、左利きの人は左肘)を肩の位置まで上げて打ち終わるようにしましょう。

利き手の肘が脇についていたり、スイングの時に非利き手(右利きの方は左手)が動作が強すぎると、前肩が落ち気味になり良い姿勢で打つことができずに安定性に欠けます。

上体を安定させるため、肘をあげる動作が無意識にできるようになるまで意識的に取り組み綺麗なフォームを身につけるよう頑張りましょう

 

まとめると。。。

バックハンドはフォワーハンドと同様の過程で行います。初心者から次のレベルに上がるとより複雑な運動動作が必要になります。

ここでは体に無理のないフォームを身につけてレベルアップをスムーズにしたいですよね。

テイクバック:ラケットを引き過ぎない(おヘソから拳2つ分が目安)

ラケットダウン:ラケットヘッドだけではなくラケット全体をボールより下にセットする

インパクト:前足の横を打点とする、ラケット面はまっすぐか少し下向きにしておく

フォロースルー:利き手の肘は肩まで上げて終わると姿勢の良い綺麗なフォームになる。

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