今日のレッスン

【テニス】動画で試合を振り返るなら成功した作戦パターンを探してみよう!

こんにちは、中村です。

今年のフレンチオープンでのR.ナダルのプレーは鬼気迫るものがありましたね。

ナダルのグランドスラム優勝回数は22回となりました。

ウインブルドンでも活躍する姿が観れるのか興味が湧くところですね。

動画を撮ったプレーヤー
動画を撮ったプレーヤー
昨日の試合の動画を見てみよう♪

さて、このブログを読んでくれる人の中にはご自身の試合を動画に撮って後で反省の材料にしてレベルアップを図る人もいると思います。

今回、考えたいのはあなたの試合の動画を見る際にどんなところに見るポイントを置いているかを考えたいと思います。

勝った試合の動画ではマッチポイントを取ってその勝利の感動に浸るのもモチベーションを高める方法の一つかと思います。

しかし、より効率よくレベルアップをしたいと考えた時には感傷に浸るより、勝った試合の原因を探って次の試合に繋げたいですよね。

今回は勝った時の試合の動画を見るポイントについて考えてみたいと思います。

 

試合では相手をミスを誘うことも覚えよう!

ひらめき

テニスは人の目を引くようなエースより、ミスの方が多くの点数が動くスポーツです。

そのため、相手をミスらせることを多くできたプレーヤーが勝利を手繰り寄せられます。

あなたが勝った試合というのは相手がより多くミスをしてくれた(誘えた)ということになります。

もちろん、自分から得点を取りに行くパターンも必要です。

しかし、相手をミスらせることであなた自身がリスクを負わないで点を取れる方法も同時に考えて行きたいですね。

この考え方を理解して試合を見ていけるようにしたいですね。

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試合の動画から得点パターンを探す!

まずは動画から得点できたパターンを探して見ましょう。

得点パターンと言われると自分の練習通りにできた主体的なプレーと考えがちです。

しかし、反対から見ると相手をうまくミスらせることができたらそれも得点パターンとなります。

試合の動画から相手がミスをしたパターンを探す!

分解して考える

相手をミスをしたショットを見つけてみましょう。

例えば、1セットマッチの試合を動画で見るとします。

1セットマッチの場合は最短で24ポイント得点すれば勝てる

6ゲーム×4ポイント=24ポイント!

これは1セットマッチでは最低でも24ポイント!という事なので実際はより多くのポイントをプレーしていると思います。

そう考えた時に24ポイント以上の全てのポイントが全て違った種類の得点の仕方になるとは考えにくいと思います。

打つ地点などが違うことはあると思いますが、同じような種類の点の取り方(相手のミスのクセ)を見ることができると思います。

そこに気がつけるようにしましょう。

試合の動画からその得点できた前段階を見る!

ガッツポーズ

次に相手がミスをしたショットの前はどんな状況だったかを探ってみましょう。

気がついたプレーヤー
気がついたプレーヤー
相手のフォワーハンドは高い打点は強いけど、低い打点はミスが目立つな〜

例えば、動画を見ていて相手はフォワーハンドは高い打点は強いけど、低いボールはよく吹かしたり、フレームショットが多いことに気がついたとします。

なぜ、低い打点のミスが目についたかに着目をしましょう。

あなたがスライスを打っていたからかもしれませんし、偶発的なフレームショットかも知れません。

どちらにしても相手にとって快適な状態ではなかったということに気がつきます。

この様に相手がミスをした原因を仮説を立てながら見ていきます。

仮に相手はフォワーハンドのグリップを厚く持つタイプのプレーヤーで低いボールを苦手としていたと確信ができたとします。

そうすると、次の試合でも同じように厚いグリップでフォワーハンドを打ってくるプレーヤーと対戦をする時に参考になりますね。

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そのシチュエーションを実践練習で試す!

女子 フォワーハンド

動画を見て気がついた得点パターンはさっそく練習で試してみましょう。

次の試合でいきなり試すのは大胆過ぎます、その状況を作れる様にショットの練習をしましょう。

自信を持ってその状況作り(相手をミスらせる)ができ、得点できる仕組みを作れることができたら、それはあなただけの得点パターンとして成立します。

この様にしてあなた自身が得点パターンを増やして引き出しの多いプレーヤーになりたいですね。

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まとめると。。。

今回は試合の動画を見る時のポイントを考えてみました。

スマホやゴープロなどの小型カメラの性能が上がり動画を撮ることが簡単になりましたね。

次の試合でより良いプレーに結び付けられるように動画を活用したいですね。

  1. 相手のミスをクセを探す
  2. 相手がミスをしたその前後の状況を見る
  3. 次の試合でその状況を作り出せる様に練習をする

 

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