こんにちは、中村です。
タイブレークは普段のレッスンや自分たちでテニスをする時にはあまり行わないと思います。
それだけに、友達に「タイブレークで試合をしよう」と言われた時に「タイブレークって何?」とは言えない雰囲気かも知れませんね。
そんな事にならないようにタイブレークの進め方について取り上げています。
以前より身近な存在になったタイブレーク
最近では色々な大会で3rdセット目は10ポイントタイブレークで決着をつけるなどタイブレークがより身近になって来ました。
私が試合に出ていた時にはシングルスでもダブルスでも3セットマッチの大会が多くあり、サードセットに突入した時もそれまでと同じように1セットを行いました。
またタイブレークも10ポイントというのはありませんでした。
それだけもう昔になってしまったのでしょうか。
これから試合に出る選手はタイブレークを覚えておきたいですね。
日本テニス協会でルールブックが販売されていますので一読しておくと心強いですね。
https://www.jta-tennis.or.jp/information/tabid/216/Default.aspx#ordermethod
ポイントは数字でコールをする
タイブレークになるまでの1ゲームのカウントのしかたは15(フィフティーン)や30(サーティーン)、デュースなどですね。
しかし、タイブレークになると点数の数え方は1–1(ワンオール)、3−1(スリーワン)などと数え方が変わります。

最初のサーブは1ポイントのみでその後は2ポイントずつ

もし、タイブレークに入る前のゲームがあなたのサービスゲームだった場合は最初のポイントは相手がサーブを打ちます。
最初に打つのは1ポイントのみとなります。
2ポイント目以降は2ポイントずつサーブを打っていく
相手が最初の1ポイントが終わると次の2ポイントはあなたが打ちます。
これ以降サーブは2ポイントずつサーブを打っていきます。
そのため、あなたが最初に打つサーブのサイドはバックサイドから打つことになりますね。
こう思う人もいると思います。
しかし、あなたがフォワーサイドからプレーを始めてしまうと2ポイント連続フォワーサイドからのプレーになってしまいますね。
相手とあなたのポイントを足して「6」の倍数でチェンジコート

タイブレークでは7ポイント(10ポイント)に達するまでに数回のチェンジコートを行います。
それはあなたと相手の取得ポイントを足して「6」の倍数です。
6の倍数になったらその都度チェンジコートを行います。
1回目のチェンジコートは以下の時に起こります。
6−0、5−1、4−2、3−3、2−4、1−5、0−6ですね。
2回目以降のチェンジコートのタイミングは6−6、9−9、12−12となります。
チェンジコート後のサーブは
タイブレークの最初のサーブが相手の場合、チェンジコートした後のサーブはあなたということになりますね。

2ポイント差をつけれたらゲームセット
ゲームセットになるには先に7ポイント(10ポイント)に達することですね。
しかし、シーソーゲームでカウントが6ー6(10ポイントの場合では9−9)になったら2ポイント差をつけないと勝ちとはなりません。
この「1ポイントではダメ!!」というのはテニスというスポーツの独特なルールかなと思います。
※ ルールが6ゲーム先取の場合は該当しません。

いざ、試合に出る意思が固まったらルールを覚えますね。
それと同じようにタイブレークの進め方を覚えて試合の時に「タイブレークってどうやるんだっけ?」とならないようにしたいですね。
最初のサーブは1ポイント、それ以降は2ポイントずつサーブを打ち合う
あなたと相手のポイントを足して6ポイントになったらチェンジコートをする
2ポイント差をつけないとゲームセットにはならない