こんにちは、中村です。
あなたが後衛からネットプレーに入り、平行陣を取りました。
相手は足元に返球をしてきました、こうなるとあなたはローボレーになります。
相手のポーチボレーに気を配っておかないといけない
あなたがストロークからネットプレーに入り、平行陣対雁行陣になった時に相手が足元へボールを打ってきますね。
あなたがローボレーでミスをしてくれたらそれでもオッケーなのですが、更にもう一つの狙いがあります。
それはあなたにローボレーを打たせてパートナーのポーチボレーを導き出してチームに勢いを持ってきたいからです。
そこを知っている場合には相手の前衛の動きを見て角度をつけてクロスにコントロールしたり、動きを察知してストレートにコース変更できる様にしておかないといけません。
この様に考えると視野の広さが必要となります。
しかし、ボディバランスが崩れていると相手のコートが見えないのでそれも難しくなってきますよね。
腰を折ってボレーをしていないか？
膝を曲げるのと腰を折ってしまうのは違いますよね。
もし、腰を折ってローボレーをしていると顔が前を向くことができずに下を向くことになります。
こうなると当然ですが相手のコートを見ることができずに体を動きを止めてしまい、手打ちとなってしまいうまくボールをコントロールできなくなってしまいます。
これでは相手の動きが把握できずにポーチに捕まってしまう確率が上がりますよね。
https://masayacoach.com/beginnershowtohitforevolley2021-04-14/
前足が踏み込みを終わっていないか？
前肩が落ちてしまう
ボレーを打つ前から前足(踏み込み足)の踏み込みがすでに完了していると前肩が落ち気味になります。
踏み込みが完了しているともう一度体重移動をしなければならず、体を揺らす事になります。
そのためボールを打つ時に自然と前肩を落として打つ事になります。
これでは良いボディバランスとは言えませんよね。
ボールが打点まで飛んでくるまで後ろ足(軸足)を踏み込んで固定した状態で待ちたいですね。
https://masayacoach.com/beginnersbackhandvolley2021-04-21/
もし相手のスピンが強烈でワンバウンド処理になってしまったら
この状況でもボディバランスが崩れやすいですね。
こんな時は無理に前のめりにならない様に一旦止まってショートバウンドで捌きましょう。
もちろん、この状況も相手の前衛がポーチを狙って動いてくると思います。
ここでもボールをしっかりと引きつけて相手が動きを出遅らせるため、体の横にボールが飛んでくるまで待ってストレートにも打てる様な状態にしておきたいですね。
https://masayacoach.com/volleytheory2020-11-10/
ローボレーはそれだけでも難しいショットですがそこに相手のポーチボレーというプレッシャーも加わってきます。
こんな時こそ基本的なことをしっかりと抑えておきたいですね。
ボールが落ちて来るのを腰を折ってボレーをしていないか
すでに踏み込みを完了していないか
ワンバウンドしても落ち着いてボールを待って処理ができているか
