初心者が楽しむための基礎知識

【テニス】ダブルスのルールと進め方を覚えよう!

こんにちは、中村です。

今回は初心者クラスシリーズです。

ある程度のストロークやボレーなどのショットを覚えたら、ダブルスの実戦形式にレッスンが進みます。

その後は実際にポイントを行います。

その際にダブルスの進め方を知らないと、「次はどこに立てば良いの?」と頭の整理に時間を取られてしまい気がついたら「レッスンが終わってしまった。」となってしまいますね。

あなたはダブルスの進め方をしっかり把握していますか?

 

 

テニスの仕組みを理解しよう

テニスはバランスの考えられたスポーツになっています。

例えば、ダブルスではレシーブの時にはあなたとパートナーが一回ずつレシーブをすることがルールとなっています。

また、ノーアドバンテージの試合の場合ではサーバーが有利になり過ぎない様にレシーブチームにどちらのサイドで勝負をするのかを選べることになっています。

その他にもデゥースでは2ポイント連続で得点しないと1ゲームを取れません。

タイブレークでは2ポイント差をつけないとそのセットを取れないことや、ゲームカウント5−5になったら先に2ゲーム連続で取らないと1セットが取れないですよね。

1ポイント(1ゲーム)だけ取ってもそれは本当ではないと言わんばかりに2ポイント連続などが要求されます。

これはどちらかの選手がずっとレシーブをしたり、ボレーをするなども偏りを防ぐルールですね。

そのため、実力に差のないチーム同士の対戦になると試合が簡単に終わらない様になっています。

これほど細かくルールが設定されているスポーツは多くないと思います。

このルールの複雑さがテニスを奥深いスポーツにしています。

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初心者クラスのサービスチームのゲームの進めかた

サービスゲームは同じ人がそのゲームのサービスを全て打つことになります。

1ゲームが4ポイントで構成されていますから最低でも4回はサーブを打つことになります。

サーブに自信のないプレーヤー
サーブに自信のないプレーヤー
ああ〜、緊張してきた。誰かサーブを変わってくれ!!

とあなたが緊張をしていても、そのゲームの間はサーブを放棄することはできません。

こんなことにならない様にサーブの練習はしっかりとしておきたいですね。

サーブ キャッチアイ
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あなたが緊張している、いないにも関わらずに打つ場所は変わっていきます。

そのことを頭に入れておき、同じサイド(ポジション)から連続で打たない様にしてくださいね。

最初はフォワーサイドからサーブを始める

ダブルス サーブの立ち位置

図の様に最初のサーブはフォワーサイド(中央の線から右側)から始めます、反対から始まることはありません。

プレーが終わって次のポイントを開始する場合は反対側のサイドに移動してサーブを打ち始めます。反対のサイドをバックサイドと言います。

サービスを打つプレーヤーがサイドを移動するとそのパートナーであるボレーヤーは反対サイドに移動して空いているサイドを守ります。

素朴な疑問を思いついたプレーヤー
素朴な疑問を思いついたプレーヤー
ボレーヤーは後ろにいてもいいの?

ボレーがあまり好きではなかったり、苦手な人はこの様な疑問を抱くかもしれません。

また、レシーブをどんどんストレートに打ってくるアグレッシブなチームを相手にした時にもそう考えるかもしれませんね。

ルール上、ボレーヤーは後ろにいても特に問題はありません。

できるなら初心者の間は技術を磨くために前に立ってボレーを打っていける様にしたいですね。

ボレーをする回数を多くしていけばだんだん好きになっていきましょう。

 

キャッチアイ フォワーハンド
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サーブはどこから打つのが良いのか?

サーブの後のポジション

素朴な疑問を思いついたプレーヤー
素朴な疑問を思いついたプレーヤー
どこからサーブを打つの?

この緑線の中心に立つとセンター側もサイド側に打たれても反応できる様にバランスよくポジションを取ります。

そのためシングルスアレーライン付近からサービスを打つ様にしましょう。

ボレーヤーはサービスボックスの中心に立とう

素朴な疑問が思いついたプレーヤー
素朴な疑問が思いついたプレーヤー
レシーブのボールをボレーしに行きたいけどどこに立てば良い?

パートナーがサーブを打つ時にはあなたは前衛になります。

前衛になったらサービスボックの真ん中を目安に1、2歩前に構えましょう。

あまりセンター付近やネットに近すぎるとパートナーの打つサーブの邪魔になってしまったり、レシーバーがロブを打ったらあなたの頭上を簡単に抜かれてしまいます。

そうなるとパートナーを助けるどころか負担になってしまいます。

攻めたい気持ちを前面に出すのを少し抑えてロブなどにも対応できるバランスの良いポジションに立ちましょう。

 

キャッチアイ フォワーボレー
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プレーは継続的に行う

ルールブックを見ると1つのポイントが終わり、次のポイントを始めるまでの間の時間は25秒とされています。

この25秒はプロなど審判やボールパーソンなどがついた場合には厳格に守られます。

しかし、プレーヤーが自らアウト、インのジャッジをする「セルフジャッジ」で行われる場合にはこの25秒というのは影響を受けていません。

ポイントが終わったらボールを拾って速やかに移動して次のポイントを始める、作戦がある場合は二言程度で終わらせる様にしましょう。

マナーの観点からも故意的に時間を取って間延びしたゲームにならないようにしたいですね。

 

テニスセフルジャッジ超解説さんの記事

https://aaatennisrule.hatenadiary.jp/entry/2020/01/03/215755

初心者クラスレシーブチームのゲームの進め方

同じプレーヤーが連続でレシーブすることはできません。

そのため、フォワーサイドとバックサイドのどちらを担当するかパートナーと相談して決めておきましょう。

レシーブのポジション

レシーブチームは1ポイントが終わるたびにレシーブをしたら前衛に、前衛をしたらその次のポイントはレシーブをしたり、と縦にポジションを変えます。

レシーブの時にはどこに立つのが良い?

ダブルス レシーブの立ち位置

これはサーバーが打ってくるサーブの範囲から考えてみましょう。

サーバーが打ってくるのは緑線の範囲(センターからワイド)となり、レシーバーはどちらに来ても対応できるところに立つ様にします。

ワイドにサーブが入ってきた時には斜め前に移動してレシーブをします。

センターにサーブが入ってきたら横に移動してレシーブをします。

この様に考えた時に、センターとワイドに対応できるポジションはシングルスアレーのライン付近ということになります。

 

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ボレーヤーはサービスライン付近に立とう

レシーブ ボレーヤー

迷っているボレーヤー
迷っているボレーヤー
サーブが打たれる時に私はどこに立つの?

相手がサーブを打ってくる時にボレーヤーはセンターのサービスライン付近に立ちましょう。

サービスラインのサイドよりに立ってしまうと相手が打ってくるセンターへのボールに反応が遅れたり、手が届くボールを見逃してしまうケースが出て来ます。

センターのボールを見逃すとあなたのパートナーである後衛が取りに行くことになり、フォーメーションが崩れてしまいます。

そのため、あなたが前衛になったらセンター寄りにポジションに立ち、センターのボールはできるだけ関与していける様にしましょう。

 

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まとめると。。。

基本を押さえたい初心者クラスではゲームの進め方をしっかり押さえてスムーズにゲームが進められる様にしたいですね。

サービスチーム:1ゲームは同じ人がサーブを担当するので1ポイントごとに横に移動する

レシーブチーム:同じ人が連続してレシーブはできないので1ポイントごとに縦に移動をしてポジションを変える。

フォワーサイド、バックサイドのどちらを担当するかを予め相談しておく

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