こんにちは、中村です。
オーストラリアオープンが始まっていますね。
例年だと日本からオーストラリアへ大会を観にいく人は多いと思いますが、今回はテレビで観戦ということになりますよね。
皆さんはそれぞれ応援している選手の試合を見ると思います、私は左利きということもあってか左利きの選手につい目が行ってしまいます。
教科書の様に観てみよう
ファンとして純粋に好きな選手がテニスを観戦するのも良いですが、あなたのテニスの質を高める教科書として試合をみる様にしてみましょう。
レベルアップしたいショットやプレイスタイルは人それぞれです。
気になったシーンや「あれっ?なんでそこに打つのかな??」と疑問を持つこともあると思います。
そのため、あなた自身が必要なショットやデータを意識して目を向けることによってあなたのプレーの幅を広げられることに繋がります。
気になった点とこれからの試合の行方を考えながら観ると戦術のトレーニングになると思うので自分なりに試合の観かたを深めてください。
そうすると、あなたの好きな選手の凄さや展開の進めかたが深まり、より好きになるかもしれませんね。
今回は私が試合を見るポイントを書いてみたいと思います。
皆さんの参考にしてみてください。
1stサーブの確率
1stサーブは選手のその時のコンディションが現れます。
サービスボックスから大幅なオーバーをしている状態では試合の序盤ならまた感覚が掴めていないのか。
それ以降では疲れているのか、または相手のレシーブが良くてプレッシャーを感じているのか。
などを考えられます。
そして、それはマッチポイントやセットポイントなどの重要なポイントでの1stサーブの確率を注目してみてください。
押されている選手はサーブの入り方や確率やコースが甘くなってしまいます。
自分がその立場に立った気持ちで観戦してみましょう。
通用している得点パターンを見つける
得点パターンが通用している間は何回も同じシーンが見られます。
私の好きなRナダルはフォワーハンドを回り込んでストレートに打った後にフォワーハンド逆クロスを炸裂させる得点パターンを持っています。
理論上では左利きの選手なら可能な作戦です。
しかし
を考えながらみているとナダルの強さの秘密を確認できます。
また、セットポイントやマッチポイントではどの様な作戦でプレーをするのかを注目して観ると選手たちが駆け引きが理解できる様になります。
https://masayacoach.com/left-handed2020-07-09/
コート内でのプレーの回数
ベースライン付近でプレーができているのか、それともベースラインから後ろでプレーさせられているのかを注意深く観ていると、どちらの選手が押しているのかが分かります。
調子が上がって押し気味にプレーができているの選手はベースライン付近、またはコートの中に入って踏み込んで打つ回数が多くなります。
一方で、ベースラインよりも後ろでプレーさせられている選手は守りが多く左右に走らされるので体力は消耗していき、後々の踏ん張りが利かなくなっていきます。
試合を観る時にどこを観るかのポイントを抑えることによってあなたのプレーの質を高めるためのヒントを得られます。
自分なりに試合の観かたを確立してレベルアップに結びつけたいですね。
1stサーブの確率を意識的にみる
得点パターンを意識的にみる
コート内でのプレーの回数を意識的にみる