こんにちは、中村です。
あなたがベースラインからネットへ行った時に相手は強いボールを打ってきます。
その打ってきたボールがネットに触ってあなたのコートに入ってきた状況、いわゆるコードボールになった状況になったことがあると思います。
今回はコードボールの処理について考えてみたいと思います。
まずは落ち着いて見ること
どこに打とうか!!!
このような焦った状態でボールを処理すると視野が狭くなり、相手にとって都合良い(コースのあまい)ボールを返球してしまいがちです。
この状態ではまず落ち着いてボールを処理したいので高い打点で打つことに拘らないで打点を落としてでも相手のコートを見る時間を作りたいですね。
仮に相手が速いボールを打ってネットに触っても勢いが落ちずにボレーで処理した方が良い時でも同じように慎重に処理したいですね。
![キャッチアイ ライジング](https://masayacoach.com/wp-content/uploads/2020/11/ワンバウンド 表紙.001-320x180.jpeg)
止まってから処理をしよう
![ネットプレー](https://masayacoach.com/wp-content/uploads/2021/03/スクリーンショット-2564-03-03-午前11.17.15.png)
コードボールはあなたがその時にイメージとは違ったタイミングでボールが返ってくることになります。
例えば、ベースラインから前に入った時の1stボレーの時でコードボールが来た時に問題がおきます。
あなたがネットへ行くための勢いがついていて、止まれない状態だとイメージ通りのタイミングで来ないコードボールを処理しようとするとボディバランスが崩れて良い返球ができないことがあります。
そのため、一度止まってボールがどの様にバウンドするのかを見定める必要があります。
一番、避けたいのはボールを見たつもりになって空振りしてしまうことですよね。
![alt="アプローチショットをストレートに打つ"](https://masayacoach.com/wp-content/uploads/2020/07/approch-2.001-320x180.jpeg)
ショートバウンドで処理をする
![ショートバウンド](https://masayacoach.com/wp-content/uploads/2021/03/ショートバウンド20210303.001.jpeg)
勢いよくネットインしてきて、ボレーで処理できない様なボールはショートバウンドで処理をしてしまいましょう。
勢いのあるコードボールを腰の高さで打とうとすると、後ろ体重になってしまいラケットが弾かれ、ミスをさせられてしまいます。
また、ボールが上がってくる勢いを利用して打てるのであなたは必要以上にエネルギーを使わなく済みます。
必要以上のエネルギーを使わないで済むということは次の準備が速く移れるということになります。
ショートバウンドで処理する時に気をつけておきたいのはボールの横(打点)にしっかりと入っている状態であることです。
焦って体より前でボールを打つとボディバランスが崩れている状態で打つことになりかねないのでボールを呼び込んでから打つ様にしたいですね。
相手とボールを一緒に見る
![ネットプレー](https://masayacoach.com/wp-content/uploads/2021/03/スクリーンショット-2564-03-03-午前11.18.42.png)
相手が戸惑っているからフェイントをかけよう!!
ボールを待っている間に相手も良いポジションまで戻っている可能性もあります。
また、ポイントを落としたくないのであなたがボールの処理を迷っている間でも相手はフェイントや前に詰めて来たりと様々な形でプレッシャーを仕掛けてきます。
そんな時には打点を高く保つこだわりは持たずに、ボールを落としてその間に相手がどう動くか見ましょう。
ボールと相手を一緒に見ることは言葉だけだと難しそうに聞こえますが、しっかりとボールの横に寄っていたら出来ます。
相手とボールを見てしっかりとオープンコートに返球して次のボールでポイントに結びつけたいですね。
![alt="アングルショットに打つ"](https://masayacoach.com/wp-content/uploads/2020/06/コート 5-and-2.001-320x180.jpeg)
ネットプレーに来て相手がパッシングショットや足元へ仕掛けて来た時のネットインはあなたにとって緊急事態でもあります。
しっかりとボールを見るために一度止まって処理をすること
ショートバウンドを使って相手の時間を奪う
そんな時でも慌てずに相手とボールを見て空いているスペースに返球して次のボールでポイントを取れる様にしたいですね。