こんにちは、中村です。
今回はダブルスでサービスがキープが難しくなる時の原因を考えてみたいと思います。
とゲーム中に考え込んでしまうとパートナーにも緊張は伝わってしまい、良い流れを逃してしまうことになってしまいますよね。
原因は様々な環境から生まれている
対人スポーツであるテニスはサービスゲームをキープができないのはあなたのサーブのレベルの問題だけと片付けられない部分もあります。
ダブルスにおいてはコートに4人いるのでシングルスの時よりコートが狭く感じることもあると思います。
レシーブ能力がとても高くどんな事があってもミスをしないような相手の能力も要因の一つですね。
また、コートサーフェイスが遅いオムニコートだったり、気温によるボールのバウンドの具合が変わったりと環境も影響して来ます。
このように技術的ではなく気負った気持ちもあなた自身の首を絞める原因になります。
勢いだけでゲームを進めていってもその勢いは落ちる時があります。その時に今、何が起きているのかを冷静に分析、判断できるようにしていきたいですね。
サーブのコースはワンパターンになっていないか
お互いにサーブが決め手にならずにラリーが多くなるような展開になると選手の気持ちに余裕がなくなり煮詰まってきます。
こうなると、今まで気が付いていたことを見落とすことが多くなって来ます。
相手の立ち位置を確認しているか
相手がどこに立ってレシーブをしているのかを見てからサーブを始めたいですね。
前に立って早いタイミングでボールを捉えてあなたの1stボレーを詰まらせようとしているのか、後ろに立ってスピンをかけて足元へ沈めようとしているのか。
相手にサーブのコースが分かられていないか
レシーブをする時に「相手のサーブはここに来る!!」と分かっていればスピードが速くても落ち着いてレシーブができます。
マトが絞れている状態ですから、レシーバーとしては「早く打って来て」と心待ちの状態ですよね。
あなたが一生懸命ミスをさせようとしてフラットサーブを打っていても、そのサーブが毎回、相手のフォワーハンドに入っていたらどうでしょうか。
相手はそれほどストレスに感じずにレシーブができ、サーブを持っているはずのあなたは主導権が握れない状態に追い込まれます。
そうならない様にサーブのコースを散らしているかを頭の中に入れておきたいですね。
サーブのバリエーションを増やそう
一般的にはスピン、スライス、フラットとサーブの球種があります。
3種類のサーブを自在に打てればそれだけでレシーブを得意とする相手でも主導権を握ってゲームを進める事ができます。
最低でも球種は2種類は持っておきたい
球種を変えるとボールがバウンドしてから相手に届くまでのスピードは変わって来ます。
よって同じコースに打っても球種が変われば相手はその違いに合わせなければならず、ミスを引き出せたりストレスを感じさせる事ができます。
逆に1つの球種しか持っていないと相手にそのスピードに慣れてしまったら、たちまち主導権は相手に握られてしまいますよね。
先ほどの相手の立ち位置の項目にも当てはまりますが例えば
相手に気分良くレシーブさせないために複数の球種をマスターしていつでも打てるようにしたいですね。
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パートナーに決めてもらうようなサーブを打とう
自分だけで決めようとしないで相手にボレーで決めてもらう様なサーブをマスターしたいですね。
一つの例ですが、私は左利きなのでフォワーサイドではサイドにキックサーブを打って相手を外に出します。
キックサーブは外に跳ねていき、相手はクリーンヒットができずに私のパートナーのところにボールが飛んでいき決めてもらうというパターンをよくゲームポイントの時によく使っていました。
サービスゲームがキープできなるとレシーブゲームに不必要なプレッシャーがかかって来てしまいます。
普段の練習からサーブのバリエーションを増やしておく様にしましょう。
サーブの球種を複数打てるか
相手にサーブのコースを絞られていないか
緩急をつけているか
パートナーに決めてもらう様な配球もアイディアにあるか